英文表現教室(14)起承転結ではない

Phyllis

2010年05月11日 00:40


英文表現教室(14)起承転結ではない

英文の構成で注意したい発想の違い

英文を構成する英文構成法においって、まず注意したいことは:

英語は、『起承転結ではない」なくって、短刀直入型であるということです。

日本語の場合をまず考えて見ると、手紙などを考えてみると;

xxxxxxxxxさま:

春とは言え、まだまだ、寒い毎日が続いておりますが、お変わりございませんか?

私のほうは、お蔭様で、すこぶる元気ですごしていますので、ご安心くださいませ。

さて、本日、お便りを差し上げましたのは、次のような用件でございます。

XXXXXさまのほうで、廃棄される古書などをお持ちであれば、わたしの方へ

お譲りいただけないでしょうか?

もし、お持ちでしたら、高値で買取させていただきます。

よろしく、お願いもうしあげます。


zzzzzzより

こういう言い方が、日本語です。
しかし、これを翻訳すると、大変こまった問題が起こって来ます。
英米人は、理解できないか、理解するのに、著しく困難を覚えるでしょう。

では、英文では、どういう書き方をするのか?」ということですが、

上の内容をいうには、もっと『短刀直入」に言います。

Dear XXXX;

I am writing this letter to ask you if you have old books you would like to throw away
in your house. If you have any, we would like to purchase them from you at the highest
possible price.

Thanking you in advance for your favorable response.

Yours truly
XXXXX

といったような形になります。

英文のほとんどは;長い文章であっても、短い文章であっても、

本論=鯨は、哺乳動物であって、魚ではない。
    A whale is a mammal, not a fish.

理由=なるほど、海にすんでいて、魚のような形をしているけれども、
    肺で呼吸しているし、子供は、母乳で育てるからである。

    It lives in the sea and has a fish-like shape, but it breathes with its lungs
and feeds its babies with milk.

まれに、起承転結 形式の英文もあるが、まず「ない」といってよいだろう。


フィリス記す
20100511